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皮膚の7つの働き〜体調調整〜 [皮膚の働き]

今回は、体温調節についてです。



まず、人間は体温を一定に保つために、「汗」を流したり、
「血液の流れる量」を変化させることで、調節しています。



ここで、簡単なモデルの絵で、その体温調節のしくみを調節しています。


・暑い時

スクリーンショット 2013-09-15 21.29.24.png



暑いときは、体内の熱を外に出す必要があります。

血管が太くなり、たくさんの血液を流すことによって、皮膚の表面温度を上げます。



人の皮膚の生理学的な関係で、
汗をかくことによって皮膚から熱を外にどんどん放出し、
身体の中に熱がたまらないように調節をしています。



逆に、寒い時は体温の熱外に出さないようにする必要があります。


スクリーンショット 2013-09-15 21.29.39.png



寒いときに皮膚温が高いと、外気との差が大きい分、
皮膚から熱がどんどん放散されてしまいます。


血管が細くなり、血液をあまり流さないということで、皮膚表面の温度を低く保ち、
体内の温度を外に逃がさないように調節をしています。



皮膚の働きには、
身体全体に関わっていくので、理解しているのといないのとでは、
全くお肌の除隊や健康状態に影響してきますね!



是非、体温調節にも意識を持っていって美を追求してほしいですね。



皮膚の7つの働き〜吸収作用〜 [皮膚の働き]

今回は、以前に投稿した皮膚の7つの働きのひとつ。

吸収の作用について説明していきます!



お肌にはバリア機能があり、異物を中に侵入させないと前回お話させていただきましたが、
その通りなんですね〜


20100423_hada_baria.gif


バリアゾーンはお肌の一番上から
①皮脂膜
②角質層
の次にバリアゾーンが存在します。

なので、角質層までは、お化粧品も入っていきますが、
そこまで入ったとしても肌トラブルの原因である乾燥肌を改善することはできないのです。



しかし、肌の中に入る物質が4つあるんです[exclamation×2]

・合成界面活性剤
・副腎皮質ホルモン
・リポソーム
・イオン化されたもの


この4つは肌の中に入っていくんです


これを経皮吸収っていいます[ひらめき]


4つの物質を簡単にくだくと、
・合成界面活性剤・・・乳化剤
・副腎皮質ホルモン・・・ステロイド
・イオン化されたもの・・・美顔器
・リポソーム・・・人工細胞膜    
になります。


この中で肌の中に入って良い物質はリポソームのみです[exclamation]


合成界面活性剤は私たちの身の回りにある台所用洗剤に含まれている
人間の角質をボロボロにする成分ですね。


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よく家事をされている方であれば、手のガサガサで覚えがあるかと思います。


ステロイドはよくスポーツ選手が筋肉増強剤として使用されるものですね。
すぐに良くないものだと想像できます。






イオン化は分子量を小さくし、有用成分を肌に入りやすくすることです。
エステなどで、イオン導入という言葉を聞いたことがあると思います。



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最後にリポソームとは、人工細胞膜でできたカプセルで、
医療の分野でガン治療などにも使用される処方のことです。


liposome.png



今では、これを化粧品に応用し、有用成分を肌の中に届けることが可能になったのです。



現在では、多くの美容成分などが出てきていますが、
配合量や濃度によって効果の期待が変わってきます[ひらめき]



なぜ、化粧品を使っているのか、
もう一度自分自身に問いかけてみてはいかがですか[exclamation&question]




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