実は危険と隣り合わせ!エアコンが「体に悪い」理由5つ [アイドル]
寒い毎日が続いていると、
四六時中エアコンの下にいるのは当たり前。
でも、エアコンが体に悪影響を及ぼしていることをご存知ですか?
エアコンによる“乾燥”によって美肌を遠ざけてしまうのは、
もう有名なお話ですよね。
しかし、エアコンの恐ろしさはそれだけではないのです!
この理由を、
現役医大生でWebライターの朽木誠一郎さんに教えていただきました。
早速、お伝えします。
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■1:粘膜まで乾燥させてしまうから
朽木さんによると、基本的に、冷風であれ温風であれ、
エアコンの風自体は湿度が低くなっているのだとか。
乾燥した風が潤ったところに当たり続ければ、
当然そこから水分が奪われることになります。
口や目などの粘膜は乾燥しやすいですが、
自分でも乾燥を自覚しやすいのでさほど問題はありません。
しかし、人間の体は“不感蒸泄”と言って、
“皮膚”など自分では乾燥を感じにくいまま水分が蒸発してしまう部分があります。
ここの水分が知らず知らずのうちに蒸発する、
恐ろしい事態を招いてしまうそう。
不感蒸泄は健康な人でも1日およそ1リットルにも及びますが、
乾燥していれば蒸発量は増加すると考えられます。
この不感蒸泄は、発熱時にも増加するため、
エアコンの温風は、“体温の上昇”と“乾燥”のダブルパンチで、
肌を乾燥させてしまうことになるのだとか。
例えば口の粘膜は、細菌やウイルスから体を物理的に守る働きをしています。
湿っていてこその粘膜ですから、
乾燥によってこのバリア機能が低下し、
さまざまな病気に感染しやすくなると言えるでしょう。
冬に風邪が流行るのは、実はこのような理由もあるのです。
これらの対策に効果的なのは、やはり“加湿器”!
アロマディフューザーなどがあれば、
素敵な香りでリラックスもできて、一石二鳥ですね。
■2:体温を下げてしまうから
エアコンの冷風は、当たった部位の体温を極端に下げます。
局所的に温度の低下した血液は、
しかし、心臓のポンプ機能によって全身に運ばれます。
従って、部分的な冷えでも、全身の温度が低下してしまうのです。
温度が下がると血管は収縮し
、血液の流れが悪くなります。栄養が行き届かなくなれば、
お肌にも内蔵の働きにも悪い影響が出ます。
冷えに関しては、直接エアコンにあたるのを避け、
一枚カーディガンを羽織ったり、
ストールを肩にかけることなどが最大の防御になります。
■3:自律神経失調症につながってしまうから
もちろん、恐ろしいのは冷風だけではありません。
冷風でも温風でも、気付かないうちに体に悪影響を与えているのは“温度差”。
人間の体温は、自律神経の働きによって調節されています。
しかし、暖かい室内と寒い外との移動を繰り返せば、
温度差が激しいためこの神経の調節が追いつかず、
やがては神経自体がダウンすることになります。
これが自律神経失調症で、同じ神経が司るものへの影響として、
例えばお通じなども悪くなってしまうのです。
■4:エアコンの汚れがアレルギー症状を引き起こすから
みなさんは、エアコンの掃除を定期的に行っていますか?
朽木さんによると、
春や秋などのオフシーズンに掃除をしていないエアコンの内部は、
閉鎖され、ほどよい温度と湿度の密室であり、
カビやダニなどが大繁殖して大変なことになっているそうです。
シーズンインで久しぶりにそんなエアコンをつけたら……?
考えただけでちょっと恐ろしいですよね。
カビやダニを顔に浴びるようなものですから。
このようなカビやダニはアレルギーの病気の原因となり、
気管支喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こします。
何故ならそれは、カビの大きさは数μmで、
スギ花粉の20~40μmと比べても少し小さいため、
体の内部に簡単に入り込んでしまうからです。
■5:エアコンの汚れが嗅覚をおかしくしてしまうから
カビは直接肺に入って繁殖し、
肺炎のような症状を引き起こすことがあります。
この場合は、常温で放置した食パンのように、
人間の体そのものがカビてしまうことになるのです。
また、鼻に入ったカビは鼻の中で繁殖し、
悪臭を伴う菌の固まりを作ることがあります。
この場合は、鼻の中にできたくさいカビの臭いを
強制的にかぎ続けることになってしまうのです。
朽木さんも摘出手術に立ち会ったことがあるそうですが、
「鼻の中から次から次へと臭いチーズのような固まりが出てくる、
ちょっとした恐怖映像」だったとのこと……。
ドキッとした方は、
是非すぐにでも年末年始のお休みに掃除を行ってみてくださいね。
なお、掃除が大切なのは、エアコンだけではありません。
(1)で乾燥対策としてオススメした加湿器や
アロマディフューザーも、
手入れの行き届いていないものを使用していたら、
逆効果になることもありえるので気を付けましょう!
いかがでしたか?
エアコンは肌を乾燥させる美肌への大敵なだけではありません。
寒さが穏やかになった春、
恐ろしい病気や肌荒れに悩まされないようにするためにも、
まずは年末年始のこの時期にエアコンの掃除をしっかり行ってくださいね。
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四六時中エアコンの下にいるのは当たり前。
でも、エアコンが体に悪影響を及ぼしていることをご存知ですか?
エアコンによる“乾燥”によって美肌を遠ざけてしまうのは、
もう有名なお話ですよね。
しかし、エアコンの恐ろしさはそれだけではないのです!
この理由を、
現役医大生でWebライターの朽木誠一郎さんに教えていただきました。
早速、お伝えします。
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■1:粘膜まで乾燥させてしまうから
朽木さんによると、基本的に、冷風であれ温風であれ、
エアコンの風自体は湿度が低くなっているのだとか。
乾燥した風が潤ったところに当たり続ければ、
当然そこから水分が奪われることになります。
口や目などの粘膜は乾燥しやすいですが、
自分でも乾燥を自覚しやすいのでさほど問題はありません。
しかし、人間の体は“不感蒸泄”と言って、
“皮膚”など自分では乾燥を感じにくいまま水分が蒸発してしまう部分があります。
ここの水分が知らず知らずのうちに蒸発する、
恐ろしい事態を招いてしまうそう。
不感蒸泄は健康な人でも1日およそ1リットルにも及びますが、
乾燥していれば蒸発量は増加すると考えられます。
この不感蒸泄は、発熱時にも増加するため、
エアコンの温風は、“体温の上昇”と“乾燥”のダブルパンチで、
肌を乾燥させてしまうことになるのだとか。
例えば口の粘膜は、細菌やウイルスから体を物理的に守る働きをしています。
湿っていてこその粘膜ですから、
乾燥によってこのバリア機能が低下し、
さまざまな病気に感染しやすくなると言えるでしょう。
冬に風邪が流行るのは、実はこのような理由もあるのです。
これらの対策に効果的なのは、やはり“加湿器”!
アロマディフューザーなどがあれば、
素敵な香りでリラックスもできて、一石二鳥ですね。
■2:体温を下げてしまうから
エアコンの冷風は、当たった部位の体温を極端に下げます。
局所的に温度の低下した血液は、
しかし、心臓のポンプ機能によって全身に運ばれます。
従って、部分的な冷えでも、全身の温度が低下してしまうのです。
温度が下がると血管は収縮し
、血液の流れが悪くなります。栄養が行き届かなくなれば、
お肌にも内蔵の働きにも悪い影響が出ます。
冷えに関しては、直接エアコンにあたるのを避け、
一枚カーディガンを羽織ったり、
ストールを肩にかけることなどが最大の防御になります。
■3:自律神経失調症につながってしまうから
もちろん、恐ろしいのは冷風だけではありません。
冷風でも温風でも、気付かないうちに体に悪影響を与えているのは“温度差”。
人間の体温は、自律神経の働きによって調節されています。
しかし、暖かい室内と寒い外との移動を繰り返せば、
温度差が激しいためこの神経の調節が追いつかず、
やがては神経自体がダウンすることになります。
これが自律神経失調症で、同じ神経が司るものへの影響として、
例えばお通じなども悪くなってしまうのです。
■4:エアコンの汚れがアレルギー症状を引き起こすから
みなさんは、エアコンの掃除を定期的に行っていますか?
朽木さんによると、
春や秋などのオフシーズンに掃除をしていないエアコンの内部は、
閉鎖され、ほどよい温度と湿度の密室であり、
カビやダニなどが大繁殖して大変なことになっているそうです。
シーズンインで久しぶりにそんなエアコンをつけたら……?
考えただけでちょっと恐ろしいですよね。
カビやダニを顔に浴びるようなものですから。
このようなカビやダニはアレルギーの病気の原因となり、
気管支喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こします。
何故ならそれは、カビの大きさは数μmで、
スギ花粉の20~40μmと比べても少し小さいため、
体の内部に簡単に入り込んでしまうからです。
■5:エアコンの汚れが嗅覚をおかしくしてしまうから
カビは直接肺に入って繁殖し、
肺炎のような症状を引き起こすことがあります。
この場合は、常温で放置した食パンのように、
人間の体そのものがカビてしまうことになるのです。
また、鼻に入ったカビは鼻の中で繁殖し、
悪臭を伴う菌の固まりを作ることがあります。
この場合は、鼻の中にできたくさいカビの臭いを
強制的にかぎ続けることになってしまうのです。
朽木さんも摘出手術に立ち会ったことがあるそうですが、
「鼻の中から次から次へと臭いチーズのような固まりが出てくる、
ちょっとした恐怖映像」だったとのこと……。
ドキッとした方は、
是非すぐにでも年末年始のお休みに掃除を行ってみてくださいね。
なお、掃除が大切なのは、エアコンだけではありません。
(1)で乾燥対策としてオススメした加湿器や
アロマディフューザーも、
手入れの行き届いていないものを使用していたら、
逆効果になることもありえるので気を付けましょう!
いかがでしたか?
エアコンは肌を乾燥させる美肌への大敵なだけではありません。
寒さが穏やかになった春、
恐ろしい病気や肌荒れに悩まされないようにするためにも、
まずは年末年始のこの時期にエアコンの掃除をしっかり行ってくださいね。
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